オスグッド病
オスグッド・シュラッター病
10歳前後の男児によく起こる膝周辺の痛みで、サッカーやバスケットボールなどのスポーツをしていると、膝の下の方が痛くなり盛り上がることがあります。病院へ行くと「オスグッド病です」と言われて湿布や痛み止めでしばらく安静にすることが多いと思います。
膝のお皿の骨の下あたりを押さえると痛い、走る、しゃがむ等で痛みが出ます。痛みの出ている場所は脛骨粗面という場所で太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が膝蓋腱となって付着します。
脛骨粗面は10歳位前後ですと未だ完全に大人の骨になっておらず、牽引ストレスに弱い軟骨部分があります。サッカーなどでボールをける動作やジャンプ動作を繰り返し行うことで脛骨粗面部に繰り返し牽引力が働きます。
湿布や安静、バンドで楽にならないときは、大腿四頭筋、内転筋などに筋肉の自己回復できない縮こまりができています。当院ではそれらの少し離れた筋肉の縮こまりをリリースすることでその場で痛みを取らしていただきます。膝が痛くて走れない。練習に早く復帰したいという方は是非お越しください。
初診は30分、2回目からは15分でご予約ください。ほとんどの方が3~5回の治療で痛みがなくなり練習に復帰されます。